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ご挨拶

当社の創業者・安田龍吉は、米どころ富山県西礪波郡戸出町（現在の高岡市戸出町）で農業を営んでおりました。刈り取った稲わらを紙の原料として地元製紙会社へ納め始めたことをきっかけに、1938年（昭和13年）に前身の「稲わら商 安田商店」が産声をあげました。その後、近代化とともに製紙原料は稲わらから古紙へ。それに伴って古紙回収・古紙卸売業へと転じ、現在の「安田紙業」となりました。
創業から80有余年、「NOと言わないチャレンジ精神」を社是にお客様のニーズにお応えしています。そのひとつが、他社に先駆けて設置した国内有数の「新聞選別専門ブース」です。これにより古紙の品質が安定し、全国の大手製紙会社様から厚い信頼を寄せて頂いています。その他にも、1990年には、地元の大手スーパー様と当時はまだ難しいとされていた牛乳パックの回収に取り組み、大きな成果を上げました。また、個人情報保護法全面施行（2005年）の3年前から、機密処理のための大型シュレッダーを導入したり、2006年に古紙業者として富山県内初の環境ISO14001を取得するなど、常に時代の一歩先を見据えた事業に挑戦しています。近年では、お客様お一人おひとりのご要望に的確にお応えする「個別カウンセリング型オーダーメイドリサイクル」も好評をいただいております。
当社がここまで成長できたのも、ひとえに多くの方々のご助力ご協力の賜物と御礼申し上げます。この「ご縁」と「感謝」を大切に、私たちはこれからも古紙リサイクルの明るい未来に向けて精鋭努力し続けます。

代表取締役　安田 藤一朗